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Oliver Matz

ドイツ・ロストック出身。

ベルリン州立バレエ学校でバレエを学ぶ。

1980年にドイツ国立オペラ劇場へ入団し、リーディング・ソリスト及び

国際大使として25年間活躍。

受賞歴

ドイツ共和国Young Art Awardを多数受賞。

1983年、ヴァルナ国際バレエコンクールにて銅賞を受賞。

同年、ドイツ共和国ナショナルバレエコンペティションにて一位を受賞。

1984年、ヘルシンキ国際バレエコンペティションにて金賞。

1986年、ジャクソンインターナショナルバレエコンペティションにて金賞。

1999年、白鳥の湖 ジークフリートを踊り、ブノワ賞にノミネートされる。

その他、「マクベス」「オネーギン(クランコ)」「じゃじゃ馬ならし」

そして最も高評価されている「ドン・キホーテ」の主要パートにて

評論家賞を多数受賞。

1995年、その卓越した芸術的業績が認められ、ベルリン文化上院議員によってBerliner Kammertänzerに任命される。

ダンサーとして世界で初めて、この最高の栄誉を受けた最初のダンサーである。

レパートリー

レパートリーの多くに、有名な古典クラシックのリーディングソリストを持つ。

「眠れる森の美女」「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「ジゼル」「ラ・バヤデール」「ラ・シルフィード」「ライモンダ」「ドン・キホーテ」「スパルタクス」「マクベス」などである。

また、バランシン作品のソロパートでも活躍。

「シンフォニー・イン・C」「テーマとヴァリエーション」「フォー・テンペラメント」「放蕩息子 (Prodigal Son)」「ミューズを率いるアポロ」など。

ジョン・クランコの「オネーギン」「じゃじゃ馬ならし」でも高い評価を受ける。

ミハイル・バリシニコフ、モーリス・ベジャール、ウィリアム・フォーサイス、ピエール・ラコット、ルドルフ・ヌレエフ、ローラン・プティ、ウラジーミル・ワシーリエフ等有名振付家が彼を賞賛し、彼のために古典バレエの振り付け改訂をも行った。

ゲスト出演

アメリカンバレエシアター(NY)

バイエルンシュタッツバレエ(ドイツ)

ミラノスカラ座バレエ(イタリア)

フィンランド国立バレエ団(フィンランド)

ナショナルバレエオブカナダ(カナダ)

ロイヤルバレエ(イギリス)

シュッツガルトバレエ(ドイツ)

東京世界バレエフェスティバル(日本) 等。

シルヴィ・ギエム、イヴリン・ハート、アレッサンドラ・フェリ、エヴァ、エフドキモワ、リュドミラ・セメニャカなど、国際的に有名なバレリーナのパートナーを数多く務めた。

ダンサーとしての引退と新たな出発

2004年、ダンサーとしてのキャリアを終え、パートナーのステフィ・シェルツァーとともにチューリッヒ芸術大学(HGKZ)よりプロフェッショナルステージダンス教授の招待を受ける。

彼らの指導のおかげで、チューリッヒダンスアカデミー(taZ)は世界で最も評判の良い舞踊教育及びトレーニングだと評価を受ける。

ゼネラル・ディレクターとしての責務に加え、taZの教授として多くの成功を収めている。

また、ローザンヌ国際バレエコンクール、ユースアメリカグランプリ(YAGP)、

ジャパングランプリ、南アフリカ国際バレエコンクール、Tanzolymp
Berlinにて審査員を務めるとともに、世界中でワークショップを行う。

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